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2012/03/03 17:17
コレクション展 2012-春
コレクション展 2012-春
開催要項
【趣旨】
当館は、1963(昭和38)年に開館した和歌山県立美術館を前身として、1970(昭和45)年
11 月、県民文化会館内に開館しました。明治以降の和歌山ゆかりの作家を紹介することを中心に
活動を続け、1994(平成6)年には黒川紀章の設計による現在の建物でリニューアルオープンし
ました。収集の範囲を国内外に広げ、現在では総数約一万点を超える作品を所蔵しています。コレ
クション展においては、幅広い美術の表現に接していただけるよう、季節ごとに展示を入れ替えて、
さまざまな観点から作品紹介を続けています。
今回は、まず「和歌山ゆかりの作家と近代日本の美術」として、明治以降の美術の流れと、その
中で作品を残してきた和歌山ゆかりの作家たちを紹介します。明治の末から大正の初めにかけて、
新しい表現を模索する若い作家たちが活動を始めますが、その中にあったのが田中恭吉や保田龍門
でした。高井貞二は機械工業が発達する時代の絵画を試みています。野長瀬晩花は、国画創作協会
の結成に参加し、日本画において独自の表現を試みました。木下孝則、木下義謙、川口軌外らの交
流からは、1930 年協会を結成するなどの活動が生まれました。一方アメリカで学んだ画家として、
浜地清松、石垣栄太郎、ヘンリー杉本らがいます。ここでは彼ら和歌山ゆかりの作家とともに、同
時代の近代日本美術を代表する作家たちの作品をご紹介します。
続いて人間の存在感が印象的な坂井淑恵らの作品による「人の気配」、そして「ねじれる世界」
では、宇佐美圭司、湯川雅紀、妻木良三という三作家の作品にとらえられた世界の姿を見てみます。
最後のコーナーでは「壁」をテーマに、主題としての壁、あるいは壁のように見える作品を取り上
げます。
また特集展示として、版画の概念を問い直すことから独自の表現を展開した井田照一の作品をま
とめて紹介いたします。
様々な作品の表現を楽しんでいただける内容です。
出品点数はおよそ70 点の予定です。
【展覧会名】コレクション展 2012-春
【主催および会場】和歌山県立近代美術館 1 階展示室A
【会期】2012(平成24)年3 月6 日(火)-5 月27 日(日)
【開館時間】9 時30 分~17 時00 分(入場は16 時30 分まで)
【休館日】毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
【観覧料】一般340(270)円、大学生230(180)円( )内は20 名以上の団体料金
*高校生以下、65 歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生(外国人就学生も含む)は無料
【同時開催中の展覧会】
ホックニーのグリム童話 開会中~3 月25 日(日)
特集展示 井田照一 同会期
人間と自然の美術 4 月14 日(土)~6 月3 日(日)
主な出品作品
佐伯 祐三《リュ・デュ・シャトーの歩道》1925(大正14) / 油彩、キャンバス / 60.0×73.1cm
石垣 栄太郎《ボーナス・マーチ》1932(昭和7) / 油彩、キャンバス / 145.4×107.0cm
高井 貞二《煙》1933(昭和8) / 油彩、キャンバス / 91.1×117.0cm
妻木 良三《Untitled》2002(平成14) / 鉛筆、黒鉛、水彩、ケント紙 / 160×110cm
湯川 雅紀《福耳》2011(平成23) / 油彩、キャンバス / 182×259×4.5cm
 
和歌山県立近代美術館
〒640-8137 和歌山市吹上1-4-14
tel. 073-436-8690 fax. 073-436-1337 http://www.momaw.jp/