新着情報
2012/03/23 09:36
2012年4月17日(火)~5月20日(日) 『近世の風俗画』

第3展示室(近世)特集展示 「もの」からみる近世
『近世の風俗画』

 
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より、当館の運営等につきましては、格別のご配慮を賜り、厚くお礼申し上げます。
当館では平成24年4月17日より、特集展示『近世の風俗画』を開催します。人々のくらしを主題とした風俗画は、歴史資料としても重要な素材で、当館も中世末から近世にかけてのすぐれた風俗画を所蔵しております。企画展示「洛中洛外図屏風と風俗画」(3/27~5/6)でも多くの資料を展示いたしますが、企画展示室のみでは展示しきれないものがあり、常設展示室においても、会期を重ねる形でいくつかの館蔵資料を公開することにいたしました。
テーマとしては、遊楽や祭礼行事に関わるものを中心に扱います。豊臣秀吉を描いた「醍醐花見図屏風」をはじめとして、時代的にも近世を通観する展示となり、初めて公開する資料も含まれています。
 
 

趣旨

人々のくらしを主題とした風俗画は、歴史資料としても重要な素材です。当館は中世末から近世にかけてのすぐれた風俗画を所蔵してお り、企画展示「洛中洛外図屏風と風俗画」(3/27~5/6)でも展示いたしますが、企画展示室のみでは展示しきれない資料があり、会期を重ねる形で、特 集展示としても館蔵資料を公開いたします。

テーマとしては、特に遊楽や祭礼・行事に関わるものを中心に扱います。豊臣秀吉を描いた絵画として名高い「醍醐花見図屏風」をはじ めとして、江戸時代前期~中期の京都の名所や祭礼行事を扱った「京都名所祭礼押絵貼屏風」と「十二ヶ月都風俗絵巻」、江戸後期の活気あふれる庶民世界を描 いた「祇園祭礼風俗図絵巻」と「蝶々踊り図屏風」の出品を予定しており、時代的にも近世を通観する展示となります。

みどころ

  • 重要文化財「醍醐花見図屏風(だいごのはなみずびょうぶ)」は、晩年の豊臣秀吉と北政所(きたのまんどころ)(おね)を描いた絵画として広く知られています。実物を御覧いただく貴重な機会です。
  • 「十二ヶ月都風俗絵巻」と「蝶々踊り図屏風」は本館が平成23年度に購入した新出の資料であり、初めての公開となります。共に風俗資料としてすぐれた作品です。

主な展示物(予定)

◎は重要文化財

  • ◎醍醐花見図屏風 六曲一隻 安土桃山時代  当館蔵
  • 京都名所祭礼押絵貼屏風 六曲一双 江戸時代前期 当館蔵
  • 十二ヶ月都風俗絵巻 二巻の内一巻(下巻) 江戸時代中期 当館蔵
    (「十二ヶ月都風俗絵巻」上巻は、企画展示「洛中洛外図屏風と風俗画」で展示いたします)
  • 祇園祭礼風俗図絵巻 一巻 江戸時代後期  当館蔵
  • 蝶々踊り図屏風  六曲一隻 江戸時代後期 天保10年<1839> 当館蔵